ソーラー充電のルーティン

ソーラー発電でポータブル電源に充電をする時はこんな感じでやってます。

我が家の周囲にはご近所さんの家があり、さらに東側には小さな山があるので、太陽が移動するにつれて陽が当たる場所(影)が刻々と移動します。
それに合わせて、ソーラーパネルを広げる場所も移動します。

朝に最も陽が当たるのがここ。

2階のベランダです。
でも昼前には徐々に手すり(転落防止壁)の影が増え始めるし、洗濯物と場所の取り合いもあるし、ソーラーパネルとポータブル電源を2階まで運ぶのも手間だし・・・ということで、「朝しか陽が差さない天気(午後から曇り)」とか、「ポータブル電源の残量が減りすぎていて長時間充電したい時」にしか、ここではソーラーパネルを広げません。

10〜14時ごろに陽が差すメインの場所

写真に写っているレンガは、風が強い時にソーラーパネルが飛ばされないための重し。

ガレージの天井です。
庭の地面から1m近く高いので、一般的には使い方が難しいスペースですよねぇ。
でもソーラーパネルを置くにはちょうど良かった。周囲に遮蔽物がある環境では少しでも高い方が陽が当たるんです。

春前だと10〜14時ぐらいの時間帯はここが一番陽当たりが良くて、ポータブル電源の残量が半分程度ならここだけで満充電にすることができます。とはいえ、枝や電線の影を避けるために、時間帯に応じて2〜3回は場所や向きを変えながら充電しています。

14時以降

お向かいさんの家の影が14時過ぎにここから移動して、それ以降はずっと陽が当たり続けている場所。

実はここもガレージの天井です。

春前だと午後になると陽射しが急に弱くなるように感じる(目と顔の体感)けど、発電量は正午頃とあまり変わらないのが不思議。

たいていはメインの場所で充電が終了するので、ここに移動することは少ないんですが。

ポータブル電源が早々に満充電になったら

太陽がまだ出ているのに充電をしないと損をした気がする
ソーラーパネル発電をし始めると、そんなもったいない精神が芽生えてくるものです。

そんな時はソーラーパネルから発電をしながら、ポータブル電源以外のバッテリーにも太陽光を注いでいきます。

ポータブル電源も一般的なバッテリーと同じく満充電に近づくと入力電力を抑えてゆっくりと充電をするようになります。(満充電の直前だと10W前後)
そうなるとソーラーパネルの発電量をフルに使うことができないので、ソーラーパネルの端子にUSBを挿してiPhoneやiPad Pro、小さなモバイルバッテリーなどを充電し始めることもあります。Mottainai精神も充電。

ソーラーパネルの不安定な発電量でMacBook Proを充電するのはちょいと怖いけど、省電力でも充電できるスマホやタブレットなら良いかなと。

USB-AとUSB-Cを同時に。

発電量に余裕があるときは、電動自転車のバッテリーも太陽光を注ぎ込みます。
鎌倉のきつい上り坂も、鎌倉の太陽に背中を押してもらっていると思えば楽しいもの

ただし電動自転車の充電器はAC接続しかできないので、ポータブル電源のAC出力をONにして充電と放電を同時に行います

これを「パススルー充電」と呼びます。

写真はソーラーパネルからの入力が61Wで電動自転車の充電器への出力が162Wなので、差し引き約100W分がポータブル電源からどんどん減っていくことになります。
「ホントに充電しながら出力してるのかな?」と不安になるぐらいに残量目盛りが減っていく。

ちなみにこの「パススルー充電」はかなりバッテリーに負担を掛けるため、バッテリーの寿命が短くなるので、あまりやらない方が良いんですよね。最新のポータブル電源では、バッテリーにあまり負担を掛けずにパススルー充電ができる機構が導入されているものもありますが。
最新のMac OSは起動しながら電源コネクタを接続していても、80%ぐらいで充電をストップして、作業をしない夜間に残りの充電を始めたりするなどバッテリーの負担にかなり配慮した設計になっているようです。(Apple公式サイトの解説)

でもこのsuaokiのポータブル電源はパススルー充電に非対応というか、できるとはどこにも書いていない。一般的には「非対応」ということになるのかもしれないけど、実際にはできている。
致命的にやってはいけないことは電気的に遮断するシステムにしているはずだから、まぁええんでしょうなぁ。(責任は持てませんが)

ということで、今のところこのブログ用のガジェット類しか太陽光発電を利用していないのですが、このぐらいの使用量だとかなりソーラー発電の電力が余ってしまうんですよね。
ソーラーパネル1枚+ポータブル電源(400Wh)で毎日太陽が出ていれば。

でも曇りが3日も続くとソーラー発電分の電気が枯渇してしまう。
てことは、天気の良い日にできるだけ発電をして電気を貯めておく必要がある。

つまり・・・もう一台ポータブル電源が必要なんだろうな。

本記事を制作するために使った機材(全て鎌倉の太陽光100%で充電)
写真:GR III 
現像・執筆:MacBook Pro(M1 Pro) 14″

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