「太陽光発電だけでコンテンツを制作する」というルールでコンテンツを制作する『そらめーど』が、太陽光発電の電力で使用している機材を紹介します。
前回の記事に続いて今回はカメラ編です。
「太陽光発電だけでコンテンツを制作する」というルールでコンテンツを制作する『そらめーど』が、太陽光発電の電力で使用している機材を紹介します。 ところでドメイン名に「films」を入れたのは「太陽光で動画コンテンツを制作したいから」なんです。[…]
GRIII
今までに数え切れないほどのカメラを買っては売ってを繰り返してきたけど、同じシリーズを一番長く使っているのがこのRICOH GR。
しかも売ったことがない。壊れて処分したか、誰かにあげてきた。大抵は「カメラを始めたい」という若いクリエイターの女の子に。

GRはAPS-Cセンサーを積む前のGR Digitalを2台、APS-CになってからのGRを経てこれが4台目。「GRのどこが良いか」を語り始めると長くなるので、それはまたの機会に。
でもあえて一言であらわすなら「人馬一体感」ですかね。
もう10年以上もバッグに入れているので、すでに身体の一部と言ってもいいぐらい。ポケットに突っ込んでおいて、撮りたい時にサッと取り出して撮る。右手だけで全ての設定を変更できるし、なんなら設定を変更してシャッターを押すまでの一連の動きをカメラを見ずに終えることも多いぐらい。
日本中はもちろん、海外も少なくとも10カ国は共に旅をしてきたと思う。
GRは絶対に手放せないカメラですね。
GRIIIx
登場以来、焦点距離が35mm換算で28mmだったGRに、なんと40mmのレンズを搭載したGRIIIxがサプライズ登場した。

40mmは個人的に大好きな焦点距離だけど、「できればf1.8よりも明るいレンズで撮りたい」という気持ちが強く、発売されてからしばらくはスルーしていたんだけど・・・やっぱ買ってしまいまして。
もちろん大正解でしたよ。
同じ40mmで凄まじい描写を誇るSIGMA 40mm F1.4 DG HSM | Art(SIGMAの公式ページ)は、レンズ単体で1.2kg以上もあるもんね。カメラと合わせたら2kg越えでGRIIIが8個分。
普段はコートの左ポケットに28mmのGRIII、右のポケットに40mmのGRIIIxを入れて、被写体に合わせて選んでサッと取り出して撮る。

GRIIIとGRIIIxの同時持ちをしていると困るのが、どっちがどっちかわからなくなること。見た目が全く同じなんですよ。
自分はリングキャップの有無でわけていて、ポケットでレンズ周りを触ってわかるようにしています。28mmの方には無し。

GRIIIxのリングキャップを外したところ。こうなるともうレンズの刻印を読まないとわからない。

GRIIIxの販促でパープルのリングキャップのプレゼントキャンペーンをやっていた。

これを装着すると明らかに違いがわかるんですが。
でもちょっとこのパープルは派手すぎない?
街中で目立たずにサッと撮り歩くGRには。
RX100M6
RX100シリーズはM5に続いて2台目。

センサーは1インチしかないけど、ズームレンズが便利で画質もそこそこ良い。何よりボディがめちゃくちゃ小さいのが気に入っていて、このシリーズも導入してからずっと持ち続けている。
ちなみに先代のM5はポルトガルのどこかで置き忘れてきた。

M6は24-200mmのズームレンズを内蔵しているんです。
これが本当に便利で、記録撮影には欠かせない。
鎌倉に引っ越してから小鳥の観察が楽しみになったんだけど、散歩の途中で小鳥を見つけるたびに活躍しています。動画もしっかりと撮れるし。
M5まで内蔵されていたNDフィルターがM6から廃されたので、動画撮影には使いにくくなったけどね。
普段はここまで紹介した3台を常にバッグに入れて持ち歩いていますが、撮りたい被写体に合わせて手のひらサイズのカメラを選んで撮るのが気軽すぎて、ミラーレス一眼を持ち歩くことがなくなりましたよ。
この手軽さを味わってしまうと、街中でレンズ交換する気にならなくなってしまう。肩も凝るし。。
OSMO POCKET
2019年にスペインのサンセバスティアン〜アムステルダム〜ブリュッセルへの旅に出る時に、記録のために買いました。

「念のために」と持っていったのに、使いやすいので現地では思ったより多く撮影をしていて、帰ってからも写真を観るより動画(ほとんど編集をせずに一本に繋げたもの)を見返すことが多いんですよね。
やはり動画は、音も含めて現地の空気感のようなものがありありと蘇って来るんです。画質や撮り方にこだわらなくても良いので、旅を動画で残しておくことは本当にお勧めですよ。
GoPro HERO9とGoPro MAX
360°VR動画を撮影できるMAXは先代のFusionから使っていて、HERO9は業務のサブ機として導入したもの。

360°VR動画として公開するために撮影をすることは少なくて、後から画角を自由に切り出すために使うことが多い。
これからはハイキングコースや散歩の様子を動画に収めたいと考えているのですが、そんな時にはGoProが活躍すると思います。
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K Pro
画質重視のRAW収録をするためのカメラ。

過去にはこんなMVも撮影しましたよ。
今後はしっかりと三脚を据えて、夕陽や海や寺社仏閣などを撮りたいですね〜
EOS C70
主に業務で使用しているシネマカメラ。それまではLUMIXのS1Hをメインに使用していたのですが、AFがダメすぎたのでこちらに移行。結果的に大正解。もの凄く良いカメラです。

業務機なのであまり『そらめーど』で使用することはないかもしれないけど、念のためにバッテリー1本分だけ太陽光発電の電気を充填してます。

EOS R5
C70が良すぎたので、マウントを揃えるためにSigmaFPとLUMIX S5からこちらへ移行しました。写真を撮る仕事もあるのでね。
AFも画質も何もかも最高だけど、特に良いのがドロップインNDフィルター内蔵のマウントアダプター。動画を撮る人にはわかってもらえますよね。

でもGRIIIxを導入したせいで、プライベートではほとんど持ち歩くことがなくなり、結果的にC70のサブ機としてジンバルに乗せるのがメインになってしまった。もったいない。
今後は『そらめーど』の動画でも積極的に使用したいですね。

レンズ交換式カメラは全てEFマウントで統一しています。
この防湿庫は、鎌倉に移住するにあたって導入したもの。色んな人に「鎌倉は湿度がヤバいから気を付けて!」と脅されまして。
iPhone 11 (128GB)

今のところコンテンツ制作に使用することはないけど、太陽光で稼働しています。
来秋のiPhone14でLightningがUSB3.0に対応したり、USB-Cに変更されたら絶対に買う。けど、そうじゃなければバッテリー交換をしてもう1年使うかも。
【番外編】非電力化機材
フィルムカメラは処分する際に、このカメラだけは残しました。やはり軽くて小さいカメラが好きなんですよね。レンズ部分を折り畳むとフラットになります。

5年以上前にフィルムを装填したままになっている。撮って現像したらどうなるかな。
以上、使用しているカメラの紹介でした。
もっと動画を撮らないとね・・・!
本記事を制作するために使った機材(全て鎌倉の太陽光100%で充電)
写真:GR III, GR IIIx , RX100M6
現像:iPad Pro 11″
執筆:MacBook Pro(M1 Pro) 14″